3月19日の経済情報

>>ペトロブラス社やブラスケン社がイピランガ社を分割買収

 石油化学工業イピランガ社の石油配給部門をペトロブラス社及びウルトラ社、石油化学部門を南米最大のブラスケン社がそれぞれ分割買収する。

 イピランガ社の石油化学部門は、ポリエチレーノ及びポリプロプレンの年間生産が70万トンのイピランガ石油化学社、石油精製及び特殊潤滑油生産はカマサリ市のEMCA社、石油や石油化学製品の配給は、イピランガ化学社から構成されている。

 イピランガ社のガソリンポストは、5,022ヵ所をペトロブラスとウルトラの2社で買収するが、この買収でペトロブラス社は現在のマーケットシェア32%からほぼ50%に増加する。昨年のイピランガ社の売上げは前年比13.4%増加の216億レアル、純益は3.1%増加の5億3,380万レアルであった。(19日付けエスタード紙)


>>フレック車の燃費7.8%上昇のインジェクター開発

 ファイアット社系列の自動車部品メーカーマグネッテ・マレリ社は800万ユーロを投資して、フレック車の燃費が7.8%向上する燃料インジェクターの開発を行なっており、2008年から生産を予定している。

 このインジェクターは燃費向上の他に、1キロメートル走行での炭化水素排出0.3グラムを0.05グラムと最大82%まで減少、酸化窒素も0.25グラムから0.12グラムに減少することが可能となる。

 ブラジル国内には1,500万台の乗用車が使用されており、そのうち240万台がフレックス車、210万台がアルコール車、2011年には3,000万台に達するが、50%はフレックス車が見込まれている。

 フレックス車の二酸化炭素排出はガソリン車よりも12%低く、二酸化炭素及び炭化水素が温室化効果の主な原因であり、30年近くになるアルコール車使用の効果で、二酸化炭素排出量は6億4,400万トン削減、及び石油換算では520億ドルの経済効果を挙げている。(19日付けガゼッタ・メルカンチル紙)


>>昨年のラテンアメリカへの出稼ぎ送金は14%増加

 米国、ヨーロッパなどからのラテンアメリカ・カリブ諸国への昨年の出稼ぎ送金は,前年比14%増加の623億ドルで、4年連続で海外からの直接投資金額を上回った。

 メキシコへの送金は230億ドル、ブラジルは70億ドル、コロンビアが40億ドル、国民所得の低い中米やカリブ諸国の中には、GDP比10%を上回る国も多い。

 ラテンアメリカやカリブからの出稼ぎ総数は、800万人から1000万人と見込まれており、送金の75%は米国、スペイン、イタリア、ポルトガルや英国などのヨーロッパから15%、日本からはブラジル及びペルー向け送金が多い。(19日付けヴァロール紙)

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