コザンの砂糖キビ処理能力は市場の10%を占める

コザングループの2009年/2010年の砂糖キビ処理能力はノーヴァ・アメリカ社買収で前年から1,200万トン増加の5,600万トンに達して、ブラジル国内の処理能力の10%に相当するが、コザン1社でオーストラリアの年間処理能力を追越す。

コザングループの砂糖キビ処理工場は全国に23ヵ所、砂糖精製工場2ヵ所を所有、また昨年にはガソリンポスト網のエッソを買収してエタノールやガソリン配給事業にも進出している。

昨年の第3四半期の売上は前年同期比280%増加の25億6,500万レアル、純益はRadar社に対して1万8,230ヘクタールの土地を1,095万レアルで譲渡したために、前年同期の7,140万レアルの赤字から一転して520万レアルの黒字を計上している。(2009年3月16日付けヴァロール紙)

今年の国内投資はGDP比19%

今年の国内向け投資は世界金融危機の影響を受けているにも関わらず、昨年並みのGDP比19%が予想されているが、経済成長率が二ケタ台を続けている中国はGDP比45%に達している。

世界金融危機の影響で昨年最終四半期の投資は前四半期比9.8%と大幅に下げたが、社会経済開発銀行(BNDES)では今年の投資比率はGDP比19.6%から19.7%を見込んでいる。

同銀行では今年は1,200億レアルの投資を見込んでおり、ペトロブラスによる石油・天然ガス開発や石油化学コンビナートComperjへの投資、マデイラ河流域のサント・アントニオ水力発電所やジラウ水力発電所建設の大型投資の継続が見込まれている。

BNDESから大衆住宅建設向けに1,000億レアルの資金提供が連邦政府によって保証されており、来年の大統領選挙をターゲットにした大型の公共投資の継続が見込まれている。

2006年から2030年の主な投資として石油・天然ガス開発部門に4,233億ドル、電力エネルギー1,022億ドル、ロジスティック・輸送815億ドル、製鉄782億ドル,鉱業738億ドルなど総額9,894億ドルの投資が見込まれている。

1970年台の投資のGDP比は20%から25%であったが、2002年には15.3%まで低下、過去数年はPACなどの大型投資で20%近くまで上昇してきており、来年は20.9%が見込まれている。(2009年3月16日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

設備投資減少はリセッション入りか

金融危機の影響で企業の設備投資意欲が減衰してきており、昨年の最終四半期の設備投資が前四半期比9.8%減少、1月の機械・装置部門の売上が前月比38%と大幅減少して、国内景気のリセッション入りが濃厚となってきている。

2月の製品の適正在庫以上抱える企業は35%に達しており、また2月の原材料の適正在庫以上抱えている企業は51%と高水準にあり、1月と2月は特に機械、紙・パルプ、繊維部門が大幅な在庫を抱えている。

昨年10月から12月に大幅な在庫を抱えていたのは鉱業の非鉄金属部門、電気材料、自動車、化学、食品、紙・パルプ、医薬品など大半の部門で在庫を抱えていた。(2009年3月15日付けエスタード紙)

建設不動産会社の株価が安い

世界金融危機の影響を受けて住宅購入向けクレジットの大幅な減少とブラジル国内経済の後退で、サンパウロ証券取引所(Bovespa)上場の建設不動産会社の株価が大幅に下落しており、最も安い株価は2レアル以下で大半は10レアル以下まで株価を下げている。

2006年から2007年にかけて多くの大手建設会社が新規株式公開(IPO)で資金を調達、クラビン・セガール社のIPO時の株価は15レアルであったが、今では87.6%も下落している。

またAbyara社のIPO時の株価は25レアルであったが、今では1.67レアルまで下落、Agra社の株価は83.6%、JHSF社の株価は75.4%とそれぞれIPO時から大幅な下落を記録している。

政策誘導金利(Selic)の低下、住宅ローンの拡大は建設不動産業界にとっては追い風になるが、一般的に景気が上向いてきても建設業界は少し遅れて景気が回復する。(2009年3月16日付けエスタード紙)

SINAESPのバウエル氏とジョダス氏が表敬訪問

バウエルコンサルタント社の取締役でサンパウロ州研磨工業(SINAESP)税制委員会のアントニオ・カルロスコーディネーター、ブネット・システム社取締役で同委員会のマウリシオ・ジョゼ・バウエル・コーデネーターが2009年3月16日に商工会議所を表敬訪問、応対した平田事務局長と入会やセミナー開催の可能性などについて話合った。

左から平田藤義事務局長/アントニオ・カルロス・ジョダス氏/マウリシオ・ジョゼバウエル氏

逆さまの地球儀ー複眼思考の旅を紹介する鈴木孝憲氏

3分間スピーチでは鈴木孝憲氏が2008年12月に出版された日本経済新聞の和田昌親常務著の「逆さまの地球儀-複眼思考の旅」の紹介で、著者はブラジ ルのモラトリアムが表面化した時のサンパウロの特派員で、昨年1月には同新聞社とブラジル日本商工会議所などの共催で経済シンポジウム開催の立役者であ り、南米を知り尽くした興味ある本であり、是非、皆さんに読んで頂きたいと薦めた。

 

日本経済新聞社の和田昌親常務の著書を紹介する鈴木孝憲氏

3月の懇親昼食会に125人が参加して盛大に開催された

3月の定例懇親昼食会が2009年3月13日正午過ぎからマクソウド・ホテルに125人が参加して盛大に開催され,司会は平田藤義事務局長が務め、初めに特別参加の丸橋次郎首席領事、サンパウロ日伯援護協会の森口忠義イナシオ会長が紹介された。

会社代表/対会議所代表交代挨拶ではヤンマー・ブラジルの古宮康司前社長の後任北原健二社長がヤンマー・ブラジルは1957年創立で50年以上の歴史があり、ジーゼルエンジン輸入販売などでブラジルの農業部門で長年に亘り発展の礎になってきたが、今回の就任では期待とプレッシャーを感じていると就任挨拶を行なった。

ユニチカ・ブラジルの今西輝夫社長は2003年5月に赴任、約6年弱のブラジル勤務、会議所活動では1年間繊維部会長を務め、色々な研修旅行やセミナーに参加、また第6回カマラゴルフ大会での優勝もよい思い出になっていると述べた。

ユニチカの後任岡田幸平社長は1946年生まれの九州男児、技術部門畑で女子バレーボールで有名な貝塚工場,岡山の総社市にそれぞれ長年勤務、海外勤務は1980年から3年間はコート・ジボアールで技術指導、スポーツではテニスやゴルフもやっているが、15年前から備前焼をやっていると述べた。

NYKラインの今井達也氏は前任の片山社長の後任で1月15日に赴任、海外勤務は3回目で一生懸命ポルトガル語習得に勉強していると述べ、新入会員紹会ではカシオ・ブラジルの島田信彦社長が更なる拡販のために営業活動の活性化を強調、個人会員の高橋祐幸氏が田中会頭から誘われて個人会員として復帰したが、15年前からリタイアして有名なサッカー大会の実行委員を務めてきたが、また商工会議所会員として新しい視界を開きたいと挨拶した。

3分間スピーチでは鈴木孝憲氏が2008年12月に出版された日本経済新聞の和田昌親常務著の「逆さまの地球儀−複眼思考の旅」の紹介で、著者はブラジルのモラトリアムが表面化した時のサンパウロの特派員で、昨年1月には同新聞社とブラジル日本商工会議所などの共催で経済シンポジウム開催の立役者であり、南米を知り尽くした興味ある本であり、是非、皆さんに読んで頂きたいと薦めた。

サンパウロ日伯援護協会福祉センター建設の5分間のビデオを流した後、森口忠義イナシオ会長が流暢な日本語で福祉センター建設の意義、目的や募金協力について説明、アイセック東京大学委員会の高橋俊氏は特定非営利団体アイセック・ジャパンと海外インターシップに関して、アイセックの歴史、組織や目的、海外での企業での労働活動を通しての国際交流や文化交流の重要さ、受け入れ企業の要請などについて説明した。

懇親昼食会に先立ち定例理事会が開催され、田中信会頭から2008年事業報告並びに2009年度事業方針、米倉立二郎財務委員長から2008年度収支決算報告並びに2009年度収支予算計画、最後に田中信会頭から委員会の統廃合について説明が行なわれた。

その後に第59回定例総会が開催され田中信会頭から2008年度の事業報告並びに2009年度事業方針、米倉立二郎財務委員長から2008年度収支決算報告並びに2009年度収支予算計画、山田唯資監事会議長から監事会意見、最後に田中信会頭が以上の報告についての承認を拍手で求め、圧倒的多数で承認された。

 

 
左から田中信会頭/援協の森口忠義イナシオ会長/貞方賢彦顧問


左から山田唯資監事会議長/米倉立二郎財務委員長/田中信会頭

日伯法律委員会に41人が参加して開催

日伯法律委員会(松田雅信委員長)が2009年3月12日午後4時から41人が参加して開催、初めにチアゴ・ヴィエイラ・ロッシャ弁護士が暫定令449号のインパクトと題して軽減のプロセス、プロセスの変更、金融取引税(IOF)徴収などについて説明した。

エヅソン・ジョゼ・ダ・コスタ弁護士は移転価格税制のCPLとPRL60%の計算方法で再販価格比準法と原価基準法の算定方法、不合理な利益率などについて説明、マルセロ・ロドリゲス弁護士は過渡期の税収と題してREFIS並びにPAESの再分割払い、工業製品税(IPI)のクレジット活用方法などについて説明した。