個人企業経営法で1,000万人が社会保障院に加入

露天商、裁縫婦や職工などの個人事業主の大半は高い税金や煩雑なブロクラシーで社会保障院(INSS)の納付金を納めていないために年金、恩給や公立病院での無料診察などの恩恵を受けていないために、INSS加入を促す新個人企業経営法(MEI)が下院で承認され、上院での通過を待つだけとなった。

この個人企業経営法は年収が3万6,000レアルまでの個人事業主に適応され、法人税、工業製品税、社会統合基金、社会保険融資納付金、純益に対する社会納付金が免除されるが、INSSへの最低サラリーの11%の納付金、サービス税(ISS),商品流通サービス税(INSS)を含む月額51.65レアルを納付しなければならない。

個人事業主は課税伝票を発行する必要がなく、また従業員を1名まで雇用することが可能となり、この法案が上院を通過すればブラジル全国で800万人から最大1,030万人がINSSに加入すると見込まれており、年金や医療面で恩恵を受ける。

自営業者は最低サラリーの11%に相当する納付金をINSSに最低15年間納めると年金受給年齢に達した場合に年金受給が可能となり、連邦政府の目的はINSS加入による不正規労働者減少にある。(2008年8月14日付けエスタード紙)

発展途上国の海外投資が急増

2000年以降の発展途上国からの海外直接投資が急増、2007年のラテンアメリカへの海外直接投資は1,000億ドルであったが、ブラジルやメキシコも果敢に海外直接投資を行なっている。

中国企業はアジアが投資の対象であったが、今では南アフリカや他のアフリカ諸国への投資を増加しているが、インドがラテンアメリカへの投資に注目している。

1990年代の発展途上国の多国籍企業は数えるほどしかなかったが、2005年にはフォーチューン500社に47企業がランク入りフォーチューン2000社にはインドとスペイン企業がそれぞれ30社、中国21社、ブラジルとメキシコは20社近くがランク入りしている。

2005年の発展途上国の海外直接投資ではアジア系企業が60%を占めているが、2007年のブラジルからの海外直接投資は350億ドル、メキシコは240億ドルに達している。

2005年の発展途上国の海外直接投資は1,330億ドルで全世界の17%を占めるまでに上昇したが、1990年の発展途上国の世界経済に占める割合は8.0%、直接投資額は5.0%に過ぎなかった。(2008年8月14日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

会計セミナー「在外子会社会計方針統一について」に45人が参加

デロイト社とコンサルタント部会(佐々木光部会長)共催の会計セミナー「在外子会社会計方針統一について」が8月13日午後4時から5時30分まで商工会議所サロンに45人が参加して開催された。

初めにコンサルタント部会の佐々木光部会長が今年3月末に続いて2回目の会計セミナーであり、デロイトの協力を得て開催に漕ぎ着けたと開催挨拶を行い、デロイトの都築慎一講師がパワーポイントを駆使して、連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い、企業結合における持分プーリング法の適用、連結会計方針の統一(在外子会社の連結に関する現地主義の採用)、実務対応報告18号の概要を説明したが、同じデロイト社の会計部門の専門家である中村敏幸講師が逐次、補足説明を行った。

続いて以前の取扱いからの変更点として実務対応報告18号との相違点、必要となる修正6項目としてのれんの償却、退職給付会計における数理計算上の差異の費用処理、研究開発費の支出時費用処理、投資不動産の時価評価および固定資産の再評価、会計方針の変更に伴う財務諸表の遡及修正、少数株主損益の会計処理、在外子会社の連結手続に関する実務例、修正必要6項目に関するブラジル会計基準(BR GAAP)と IFRS、会計方針の変更に伴う修正会計処理、コンバージェンスの際の在外子会社留意事項などについても丁寧に説明、終わりにプレゼンテーションの商工会議所ホームページへの掲載を快く了解して頂いた。

デロイトの世界会計基準説明サイト www.iasplus.com

セミナーのプレゼンテーションは下記をクリックまたは商工会議所ホームページの「プレゼン資料」からご覧になれます。

在外子会社会計方針統一について(デロイト/コンサルタント部会共催セミナー 2008年8月12日)

 

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熱心にセミナーを聞く参加者

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手前がデロイト社の中村敏幸講師/奥は都築慎一講師

エジプトとタイの投資家は南大河州で米生産

今までは南大河州を訪れた海外商社マンは米の買付けだけであったが、エジプトならびにタイの投資家は南大河州での米生産並びに輸出を計画している。

タイの投資家は南大河州の米生産地視察以外にもウルグアイ並びにアルゼンチンを視察して米生産地帯買収で投資を検討している。

エジプトのライスグループは米の試験栽培用に200ヘクタールを購入するために100万ドルを投資するが、エジプトのヘクタール当たりの収穫量は10トン であるが南大河州の平均は7ヘクタールであり、採算に見合うようであれば更に投資を拡大してアラブ地域への輸出も行なう。

南大河州米作協会(Irga)ではコスタ・リカ、イラン、ペルーやインドから米輸入のためにミッションを受け入れているが、今後は同地での海外投資家の米生産が開始される。(2008年8月13日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

工業製品の運搬増加でALLは収益増加

南米ロジスティック社(ALL)は今後2年間で工業製品運搬の30%増加を見込んでおり、穀物運搬が主であった旧ブラジル鉄道は工業製品運搬比率が50%に達して収益率が上昇してきている。

サンパウロ州内の鉄道網には投資を継続して行なってきており、第2・四半期の工業製品運搬は特にセメント並びに燃料の運搬が伸びて全体で14%増加、食料品は19.0%、木材17.3%、コンテナ13.8%それぞれ増加している。

今年上半期のALL社のブラジル国内の運送量は前年同期比18.2%増加、また今年はすでに3億2,500万レアルを旧ブラジル鉄道網に投資、特に機関車、貨物や北部鉄道網のレールの交換を行っている。

第2・四半期の純益は農産物生産が好調で運搬量が伸びたために91.6%の大幅増加の1億500万レアル、売り上げは25%増加の6億7,350万レアルを記録している。(2008年8月13日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

ルーラ大統領は岩塩下石油開発で石油法改正か

全国学生連盟(UNE)のイベントに参加したルーラ大統領は岩塩下の石油は1億9,000万人のブラジルの国有財産であり、貧困解消に役立てなければならないと演説した。

1997年に制定された石油法はサントス海盆の岩塩下石油埋蔵量が80億バレルに達する巨大油田の発見で、新たな石油鉱区の入札が中止されたままになって おり、新しい石油法改正のために委員会が設置されており、ペトロブラスから独立した岩塩下石油採掘を管理する公社設立が有力となってきている。

ペトロブラスは2009年にはサントス海盆の50億バレルから80億バレルの埋蔵量が見込まれているツピー鉱区の周辺11ヶ所でボーリングを予定している。

今年はジュピター鉱区、グアラー鉱区、タクアリ鉱区並びにイリャベラ鉱区でのボーリングを行なうが、メキシコ湾の石油鉱区で契約しているSevan Marine社の調査船をサントス海盆に移動させる。(2008年8月13日付けエスタード紙)

中銀は経常収支赤字を心配していない

中銀が昨日発表したレポートでは年末に250億ドルに達すると見込まれている経常収支赤字に対して、ブラジルの安定した経済は対外のボラティリティに堪えられる体力がついているとそれほど心配していない。

6月の過去12ヶ月間の経常収支赤字はGDP比1.32%に相当する181億ドルであったが、1947年から2007年の平均経常収支赤字GDP比1.75%を下回っている。

南アフリカの経常収支赤字はGDP比マイナス-8.8、クロアチアはマイナス-8.6、メキシコはマイナス-0.1、ペルーはマイナス-1.1、ルーマニアはマイナス-8.5、ロシアの黒字はGDP比5.9並びにタイの黒字はGDP比3.6、これらの国の平均経常収支赤字はGDP比マイナス-2.4%ブラジルの国内経済が好調で本国への多額な利益・配当金並びに海外からの直接投資額が大きいブラジルの経済は非常に安定している。

2001年から2007年の海外からの直接投資総額は3倍増の3,280億ドル、サンパウロ証券取引所への投資は10倍増の3,640億ドルを記録しているが、今後は国際コモデティ価格下落での輸出減、国内経済の伸び率の低下、海外送金の減少に伴ってレアル高の為替が自動的に調整される。(2008年8月13日付けエスタード紙)

第2・四半期の会計監査で監事会開催

監事会(山田唯資監事会議長)が8月13日日正午から5人が参加して、今年第2・四半期の会計監査を行い、 山田監事会議長、藤井敏晴監事、米倉立次郎財務委員長は事務局から提出された各種伝票類、バランスシート(B/S)、損益書(P/L)、対予算・実績収支明細書や書類をチェックした。

監事会は慣例に従い各四半期を締めた後3ヶ月おきに開催され、事務局からは平田藤義事務局長、エレーナ・ウエダ会計担当が参加、会議所の固定資産、各委員会・部活活動収支明細、会費滞納社(者)など報告を行なったが、12日には監事会をスムーズに進めるために、山田監事会議長が事務局から提出された伝票や書類を事前に全てチェックしていた。

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手前左から時計回りに平田事務局長/ウエダ会計担当/藤井監事/山田監事会議長/米倉財務委員長

揮旗俊雄氏は著書“魅惑の日本文化”の完成報告で訪問

教育省からルワネー法適用が承認されているプロジェクトの著書“魅惑の日本文化”の揮旗俊雄氏は8月13日に商工会議所を訪問、山田唯資監事会議長、平田藤義事務局長に上梓した著書“魅惑の日本文化”のを持参して完成を報告、また8月26日午後8時からにレストラン新鳥での出版記念に商工会議所の役員参加を招待した。

左から平田事務局長/著書“魅惑の日本文化”の揮旗氏/山田監事会議長

“第1回ゾーナスール(南部地区)の日本”の案内で訪問

8月13日にゾーナスール文化協会連盟のシゲロ・オリタ会長、チュウイチ・ヨシダ氏が9月13日から14日にかけて日本移民100周年記念としてインテルラゴ・カルトドロモの9番ゲートで開催される“第1回ゾーナスール(南部地区)の日本”の案内に商工会議所を表敬訪問、県連主催の“フェスチバル・ド・ジャポン”同様に寿司、焼きそば、ウドン、焼き鳥、てんぷら、パステルを販売、アトラクションでは日本舞踊、太鼓の演奏、阿波踊り、相撲、空手、合気道や剣道のデモンストレーション、日本文化紹介では生け花、茶道、折り紙、陶器、盆栽、また歌手のジョー・ヒラタ氏、児童リクレーション、スポートなど日本文化に触れる絶好のチャンスであり、多くの人の参加を呼びかけている。詳細は  japaonazonasul@gmail.com 電話 3463−2200

左からゾーナスール文化協会連盟のチュウイチ・ヨシダ氏/シゲロ・オリタ会長/平田事務局長